本展は山口県周南市美術館、東京三鷹市美術ギャラリー、福井県立美術館が、共同カタログを作成して、2003年7月より2004年2月まで順じ巡回展示した展覧会です。

あるサラリーマンが収集した、戦後日本の美術史を網羅的に紹介した、水準の高いコレクションとして注目を集めました。

幸運にも私の作品も、そうそうたるメンバーの中に加えられ、カタログにも紹介されましたので、左に掲載いたしました。

上のポスターは三鷹市美術ギャラリーが作成したもので、展示作品をすべて掲載しています。
会場風景は残念ながらありませんが、ポスターにて想像していただければうれしいです。

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第24回〈1995年〉現代日本美術展で大賞を受賞した作品に感銘を受けた。その作品が頭にあり、それを超えるものになかなか出会えなかったが由芽の個展で、巧みな明暗で存在感を際立たせたこの作品に出会い購入を決めた。また初めて、認識することで生れる異次元の精神世界へという制作姿勢を知る。彼はその「デッサン論」でデッサンとは、人の心と直結した行為と述べている。「のしてんてん」とは心をあらわす。

以下はカタログに書かれた紹介文